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週間マーケット総括(週1回更新)

週間マーケット総括では、その週の「日本株マーケット」についての感想を綴っていきます。また、日本株マーケットに影響を与えうる「国外マーケットや商品市況」について、今後の展望を語っていきたいと思います。



2016年09月30日  

サプライズ減産

今週の日経平均は引き続き、日銀金融緩和の評価が賛否分かれているためか、方向感に欠ける展開でした。
上下動を繰り返しているものの、引き続きレンジ内で収まる感じでしょうか。

そんな中、OPECによるサプライズと言っていい減産が合意に至りましたね。
供給過剰が少しは解消されるという期待から、市場はとりあえず良い方向に反応しました。
WTIもチャート上では持ち合いを形成しているので、11月末の定例総会で話がまとまれば、一気に上抜ける可能性もありますが、イランが早くも異議を唱えるなど懸念材料も少なからずあります。
よって、結果的に合意できないなどマイナスな面を意識せざるを得ないため、こちらもまだレンジ内で不安定な展開が続きそうです。

そんな中、市場でIPOが活況になるのは自然な流れなのかもしれません。
直近IPOはもちろん、LINE(3938)やセラク(6199)なども動きそうな感じです。
さらにバイオ関連も再び動意づいてきたという事で、デイトレや空売リストは稼ぎ時ってことですかね。



2016年09月23日  

微妙ですね

なんとも微妙な相場展開になってきましたね。 日銀は、「長短金利操作付き量的・質的緩和」という直ぐに反応しにくい政策を発表しました。先週の総括でも触れましたが、これは簡単にいうと金融機関の収益(利ざや)に対する配慮です。
現状ではその実行性に疑問があり、評価が分かれていますね。

一方FOMCは予想通り、利上げを見送りました。
これにより、為替は当然円高方向になり日本株にはマイナスなのですが、米株高やドル安→原油高などプラス面もあります。この中途半端な状況を表すように本日の日経平均は気迷い線。
結局、17,000円の壁は超えられずにレンジ相場を継続しつつ、アメリカ大統領選の経過など見つつという展開。

そんな中やはり中小型の材料・テーマ株が物色される展開が予想されます。
先日のコラムや総括でも紹介していたダブルスコープ(6619)、インベスターズクラウド(1435)は継続して注視しましょう。



2016年09月16日  

当然のポジション調整

今週は来週のビッグイベント2つを見据えて「当然のポジション調整」という印象でした。 事前に報道されている日銀の政策も決してプラスイメージではなく、やや手詰まり感が見えます。そしてFOMCでも8月の経済指標が振るわなかっただけに今回は見送りが濃厚ですね。
よって、来週のシルバーウィーク後の相場展開はやや弱気とせざるを得ず、為替も100円を割る可能性があります。

日銀が取る可能性のある政策は「マイナス金利の深堀」と「国債買い入れ年限の短期化」です。簡単にいうと、金融機関や年金運用の収益が圧迫されている現状を解消しようという政策です。 日銀は基本的に政策を発動した際も金融機関を通じて行うわけですから、関係修復的な意味合いもありそうですね。

来週の木曜日は日本市場はお休み、その裏ではFOMCの結果が出て市場は多少荒れるかもしれません。金曜日に日本市場がどういった反応するか、今回は予想が難しいので、一先ず動かない事をおススメします。



2016年09月09日  

全体相場は無視

昨日のECB理事会では追加緩和なし、想定の範囲内ではありましたがユーロが買われ円とドルが売られました。一目均衡表の基準線を意識してなのかドル円は102円台を回復。
雇用統計等アメリカの経済指標がやや悪化した事で、利上げが難しくなってきた事をようやく市場が理解し始めたのか、日経平均は17,000円台回復が精いっぱいでした。

テクニカル的にはECBや日銀が緩和せずとも簡単に崩れる状況ではないにしろ、今後の上昇はあまり期待しないほうがいいでしょう。
仮に日銀が緩和したところで、金融政策の限界が意識され逆に円高が進行する可能性もあるわけで‥

そんな中、市場の注目はテーマ株や材料株。
まず任天堂がアプリでマリオの配信を発表したことから、再び30,000円近くまで上昇しました。具体的な業績への寄与が分からず、また高値掴みした投資家の売りをこなさなければならない事を考えると、短期的に高値更新は難しそうですね。
またダブルスコープ(6619)などリチウムイオン電池関連銘柄もテーマ性から注目を集めています。中国も国策としてメーカー補助金支給を2020年まで延長しましたし、当然の事ではありますが今後プラグインハイブリッドや電気自動車は普及していくでしょう。

引き続き、方向感のない全体相場は無視。
テーマ性があり今後物色される可能性がある銘柄で勝負するほうが賢明なのかもしれません。



2016年09月02日  

勘違いしないように

今週は、ジャクソンホールでのやや「利上げ」容認とも取れるイエレン議長の講演内容から円安→日経平均は上昇しましたね。

しかし、やはり17000円の壁は厚いという印象。
市場ではどういうわけか楽観論が増えてきていますし、各種レポートやコラムでも風向きが変わった的な内容が目につきますが、何か勘違いをしていないか?と思います。
というのも、イエレン議長は「今後のデータ次第で」利上げを正当化できると言ったのであって、まだまだ利上げは決まっていないし、そもそも利上げすれば世界中で混乱が起きる可能性だってあります。
案の定、米ISMが発表した製造業景況感指数は50台を割り込み、今晩発表の雇用統計は想定以上の数字が必要になってしまいました。

原油に関しても、ここまで話し合いを避けてきたイランやイラクが増産凍結にむけて協調する姿勢を見せている事はプラス材料ではありますが、やはり「減産」しなければ供給過多の状況は一向に改善されないと思われます。よって、直近は投機的な買いが入ったとしても短命に終わり再び投機筋が売りを仕掛けてくる可能性も‥
ちょっと良い話が出たくらいでは、到底楽観視できるような相場状況ではないので、早とちりは損の基という事です。



2016年08月26日  

ジャクソンホール

今週の日経平均は相変わらずの円高VS日銀の構図。
マイナス要素と「日銀が買い支えてくれる」という、変な意味でのレンジから抜け出せず、総じて「動きづらい」といって展開でした。
正直、方向感もなく盛り上がりもなくて、つまらない相場ですね笑

しかし週明けから動きが出てきそうです。
というのも、今晩世界中が注目するジャクソンホールでのイエレン議長の講演があるから。
大方の予想は低金利水準を継続=緩やかな利上げペースですが、次の可能性としては利上げ容認的な発言でしょうか。直近ではイエレン議長の側近が利上げに前向きな発言をしていますから、それに追随するか。大穴でマイナス金利導入を匂わせるなんていう可能性も‥
いずれにせよ、今晩のジャクソンホールの結果次第で為替が大きく動き株価に影響を与えると思われます。
現状維持ならドル買いポジションが積み重なっているとはいえ、ドル安円高傾向に変わりはないでしょうね。
という事で相場の見通しは「やや弱気」とせざるを得ませんね。



2016年08月19日  

先週の総括‥

今週は先週の総括で言った通りのレンジ相場になりましたね。
引き続き、円高が重石となり日経平均は下落するかと思いきや日銀のETF買いから下支え。
為替は100円を挟んで攻防となっていますが、日米の金融政策に関して思惑次第では更なる円高も想定されます。

海外勢が様子見姿勢に徹しているのには、「ドル建てで運用している」事が要因とみる向きもあるようです。要するにドル安円高になれば最終的にドルで決済する外国人から見れば、日経平均が16,000円でも為替差益を含めれば高値圏という事です。
この説には一理ありそうですね。
また日銀のETF買い入れが前日実施されなかった事に関して、「運用ルールが変更された」だの「日銀の影響が強くなると投機的な相場になる事を懸念」という声も聞こえます。
週明けも円高VS日銀の構図に変わりなく、円高なのに株はそこまで下がらないという「いびつな相場」が展開されるでしょう。

一方、増産凍結の期待が先行し上昇傾向にある原油はドル安の影響もあってか48ドル台まで回復。株少ない相場支援材料なのですが、イランが協力的ではない以上は期待から失望に変わる可能性のほうが高いと言わざるを得ないでしょう。



2016年08月12日  

レンジ内で動くでしょう

今週の日経平均は17000円を目指す展開となりました。
雇用統計の結果が予想以上に良く、米株高など相場心理が改善。
テクニカル的にも「来週は17,000円を上抜く」と言いたいところなのですが、やはりレンジ内での動きを想定しておくべきかと。

上に行けない大きな要因は為替、持続的な円安が望めなくなってきているようです。
ヘッジファンド勢は相変わらず100円を目安に少しでも円安になれば、積極的に円買い
国内輸出企業も想定為替レートを考慮し、ある程度の水準102円台前後で円買い。
現状は短期的な原油高と需給面、市況改善で株価は上昇しているものの、今の状況ではマイナス材料に対する市場の反応のほうが大きいでしょうね。
原油に関しても、ただのポジション整理が終われば結果的に需給面で売られるのは間違いないところですし、見通しは明るくありません。

ただし、あくまで100円が目安になっているうちは90円や95円という水準にもならないので大幅な下落も考えづらい、という事でレンジ相場になりますよね~ 根本的に動きづらい時期ですし、考えがまとまらないうちは下手に動かないほうがいいでしょうね。



2016年08月05日  

8月も持ち堪えるか

今週の日経平均は週間を通してみれば、想定していたレンジ内での値動き。
ビックニュースとしては英国の金融緩和でしょう、昨年まではまさか英国が利下げするなんて事は想定できませんでしたよね‥やはり金融マーケットは何が起こるか分かりませんね。

いずれにしても世界株式市場にはプラスです、しかし若干の円高圧力があるのも事実。
さらに今晩はアメリカの雇用時計ですから、活発な動きなどできるはずもなく。
今となっては、雇用統計の結果が「良くない」事が好まれます、利上げできないほうが市場は落ち着くでしょう。
テクニカル的にも微妙なラインに来ているのですが、8月はどうも嫌な感じです。
株価マップを見ていると、ディフェンシブ銘柄から高ROEや割安株への循環物色も見られるので、ひとまず良い傾向は出てきているでしょうか。。

原油はここ数日は買い戻されましたが、あくまでポジション整理。
需給面から再び下げる可能性が高いと思います。
以上、今週相場を見ていて感じた事です。
どちらかというと、マイナス材料の方が強いですが、なんとか8月も持ちこたえてほしいですね。



2016年07月29日  

中途半端

日銀が上場投資信託(ETF)の買い入れ額6兆円に倍増させましたね。
市場の期待は当然量・質・金利の3つの次元で追加緩和措置を講じる事であったために、発表直後は円高に動き日経平均も300円ほど下げてました。

長期国債の買い入れ額とマイナス金利の現状維持は「金融政策の限界を意識させたのか、それとも今後打つ手は残っているのか‥」という判断を難しくさせますね。 下落局面で押し目買いをしていたのは、評価が割れやすい今回の緩和内容を肯定的に捉えたファンド勢などでしょうか。
結局日経平均はプラス圏に浮上して終了しましたが、円高進行は今後も足かせになるでしょう。

一方で4月~6月の決算発表がピークを迎え、比較的に悪くない数字が並んでいる事は一定の安心感を市場に与える点も見逃せません。
この中途半端な状況は、黒田さんの狙い通りなのか、もしくは手詰まりなのか‥

今後はしばらく大きなイベントがなく、FOMCの動きやアメリカ大統領選を睨んでの展開になりそうですが、近年8月はいい事ないですから、要警戒ですね。
コラムで紹介したインベスターズクラウド(1435)が通期業績予想を上方修正しましたね!
本格反転にはもう一息ですが。


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